そら

そらを見上げたらまぶしくて瞼を閉じてしまった。それを見た太陽が笑った。サルは恥ずかしくなってバナナが食べたくなった。自棄食いだ。サルはあたりを見渡した。バナナが食べたくて血眼になった走り回った。それでやっと見つけたバナナはまだ青く皮が上手に向けないし、固くて甘くないバナナにサルは腹が立った。それを見ていた太陽は笑った。さるは太陽に怒りの矛先を向けた。サルは太陽を睨もうにもまぶしくてできない。さるは悔しさを胸に家に帰った。それからサルは寝ても覚めても勉強をした。周囲は猿が頭がおかしくなったと心配する者もいたし、あきれる者もいた。何年の歳月がたったのだろうか。猿の妹には子供が5匹生まれた。弟には子供が8匹生まれた。猿は結婚しなかった。それから妹の長女に子供が生まれたころ猿は「できた」といった。草をかき分け木を登り海に出た。猿は太陽に言った。「おーーーい、太陽、僕だ!覚えてるか?」太陽は「誰だお前は」といって笑った。猿は憤慨してしめしめと思った。そしてX年もの歳月をかけて作成した「ミラクルロケット」を砂浜に設置した。そして発射スイッチを数メートル離れたところから押した。地響きが砂浜を通して村全体に響いた。海面が揺れた。森がざわつき、鳥が一斉に飛び立った。猿は高揚していた。わくわくした。自分の努力の成果が今試される。ミラクルロケットは勢いよく太陽めがけて飛び立った。どうだどうだ。猿は腹を抱えて笑った。数分後ロケットの音がしなくなった。失敗したのか、と落胆した。太陽はそんなものを飛ばしてもどうにもならないことを知っていた。太陽は相変わらず輝き続けた。太陽は笑った。しかし数分後太陽はおおおおおおおおっきな音を立てて爆発した。太陽が爆発した。そして地球が一気に真っ暗になった。何も見えない。森からみんなの騒ぎ声が聞こえた。猿の名前を呼んでいる。何があったのと。猿は思いがけない結果に騒然とした。猿は逃げた。見えない道をかむしゃらに走った。猿は事の重大さに気が付いて怖気就いた。みんながその後どうなったかはみんなにならわかるはず。