みずうみ

今日は母と妹と湖に向かった。山の上にある湖。どこから水が湧き出て湖になったのだろう。不思議な湖。色はグリーンだったけれど、水しぶきの色は透明だった。三人で乗って私がこいだ。最初は上手くこげなくて動きが拙かったけどだんだん慣れてきて上手くこげるようになった。暑くなくて、むしむししてなくて適度にちょうどよかった。たまに吹く風が舟をこいで汗がにじんできていた私には心地よかった。写真を自分のケータイで撮りたかったけれどできなくて代わりに妹と母親がとってくれた。写真送ってくれるかな。母は最近とても疲れているみたいだ。食欲がないらしい。それに今日お腹が痛いとも言っていた。なにか身体に悪いところがあるのかと思ったけれど、心配しているという感情を示すのが気恥ずかしくて聞けなかった。私のしょうもない変なプライドみたいなもの。悪い癖。もし本当に病気だったらどうしよう。聞けばよかった。でも聞いて何かあったとしても、何にも悪いとこはないよというだろう。今日はなんだかいつもと様子が違った。初めて会う母だった。私の頭の中の母ではなかった。こうやって少しずつ親子関係は変わっていくのかな。もうちょっと私はしっかりしないといけないなと思った。私は母親に恩返しをしたい。母は往復4時間かけて実家に帰った。母は私のために薬とお菓子とレトルトのご飯類をわざわざ持ってきてくれた。母は明日朝から夜まで仕事をする。しっかりしたいしもっと勉強を本気でしなければならない。ちゃんとした子でありたい。もう不平不満はない。恥のない子供でありたい。