1994

ぼくおじさんがきらいなんだ。昔は年上の人を嫌いにはならなかったけど自分が大人になるにつれて年上の人を理解し始めて嫌いになったし、生理的にも嫌になった。そんな僕も年をとるよ。なんだか体臭がと呼気が受け付けないの。男の人全般が無理。女も無理。誰もいない空間がいい。呼気は大嫌い。もうやめてよ。もう来ないでよ。もう話しかけないでよ。もうつまらないから罵声を浴びせてやりたい、許せ。僕はおじさんが嫌いだし苦手なんだ。本当に気持ち悪い。本当に見るに堪えない。男の人が嫌い。臭い。さらに脂肪を蓄えている人が大嫌い。気持ち悪い。女も無理。女は口臭が無理。あとは性格かな。うざいの、基本。死ねっていつも思う。僕はヤシの木になって立派に生きるのが目標なんだ。ねえ君もヤシの木にならない?誘ってるのよ。君だけに声かけてるよ。本当に。一緒に行こうよ。待ってるから、返事くれるまで。いい返事しか受け付けてないけど。うざい。太陽の日差しのせいでそばかすができた。ああ、これが老化の始まりであり、おじさんの始まり。おじさん。僕もいずれ醜くなるし臭くなる。人間って汚い。だから食べ物はあまり食べてはいけない。食べたら汚くなる。ご飯自体は綺麗なのに君の身体に入った瞬間きったなくなる。食べ物がかわいそうだ、君の臭い口に放り込まれるなんて。一緒に食事してていつも思ってるよ。食べるの汚い。子供がご飯食べてるの見たらほほえましく思うけど、大人の食事って本当に汚い。でも食べてる本人は汚いって自覚もちにくい。ご飯おいしいって感覚から口が汚いなんて思えないだろう。ああ、ザビエルだなあ。機関車が走るから僕も走る。数学ができるから国語ができる。なのはなを食べたらタンポポの味がした。これは全て本当なの。だからタイタニック号が沈んだ。僕の命と将来ニートになるっていう宿命を持った生後3日の赤ちゃんとではどちらに助ける価値がありますか。生きる価値がありますか。死んだらかわいそうといえますか、死んだら同情しますか。さてと、サザエさんでも見てさんま食って寝よっと。